「高卒だからエンジニアは無理では?」「大学でコンピューターサイエンスを学んでいないと採用されない?」
この思い込みは完全に間違いだ。IT業界は学歴よりも実力と意欲を評価する数少ない業界の一つだ。高卒・20代のあなたが今動けば、ITエンジニアとして十分なキャリアを築ける。その理由と最短ルートを解説する。
この記事でわかること
・高卒でもエンジニアになれる理由(データ・事例あり)
・高卒20代が持つ「意外な強み」
・最短でエンジニアになるための具体的なルート
・高卒でエンジニア転職するときの注意点
高卒でもエンジニアになれる理由:IT業界は学歴より実力が評価される
ITエンジニアの求人倍率は約15.8倍(2024年時点)。全職種平均の約1.35倍と比較して、圧倒的に人材が不足している。この状況では企業は「大卒か高卒か」より「できるかどうか」で採用を判断する。
実際、IT企業の採用要件を見ると「学歴不問・実力重視」と明記している求人が多い。GitHubのポートフォリオや資格証明書が評価の基準になるため、「何を学んできたか・何ができるか」が大学の偏差値より重要だ。
高卒20代が持つ「意外な強み」
①実務経験のスタートが早い
高卒は18歳から社会人経験を積める。大卒が社会に出る22歳の時点で、高卒は4年間の実務経験を持っている。エンジニア職において「実務経験○年」は採用で大きく評価される。
②若さ×経験のバランスがちょうど良い
20代高卒でエンジニア転職を目指す場合、20〜24歳前後だとポテンシャル採用で純粋な「若さ」が武器になる。20代半ばになると「社会人経験数年+学習意欲+若さ」という三拍子が揃い、むしろ大卒22歳新入社員より即戦力として評価されることもある。
③学習負債がない
大学でコンピューターサイエンスを学んだ人は「理論はわかるが実務が弱い」ケースもある。高卒でスクールから学んだ人は「最初から実践的なスキルを身につけている」という強みがある。
高卒20代がエンジニアになる最短ルート
ルート①:インフラエンジニアから入る(最も入りやすい)
インフラエンジニアはサーバー・ネットワーク・クラウドを扱う職種。定型作業が多く未経験歓迎の求人も多い。「CCNA」「AWS認定資格」などの資格でアピールしやすく、高卒でも入りやすい。まず資格を1〜2本取得してから転職活動を開始するのが効率的だ。
ルート②:プログラミングスクール → Webエンジニア(年収アップ幅が大きい)
プログラミングスクールで3〜6ヶ月学習してポートフォリオを作成し、Webエンジニアとして転職するルート。学習に時間がかかるが、年収アップ幅が大きくフリーランスへの道も開ける。「稼ぎたい」「スキルを磨きたい」ならこのルートが最適だ。
ルート③:IT系派遣・アルバイトから正社員を目指す
先にITサポート・ヘルプデスクなどの仕事に就いて実務経験を積み、その後エンジニア職に転換するルート。収入を途切らせずにIT経験が積める点がメリットだが、時間がかかる。
高卒エンジニア転職の注意点
注意①:大手SIerへの直接就職は難しい場合がある
大手SIer(富士通・NTTデータ等)は大卒以上を採用基準とする企業が多い。ただし中小Web系・スタートアップは学歴不問が多く、その後のキャリアで大手との取引経験を積める場合も多い。
注意②:「未経験・学歴不問」の求人の質を見極める
「誰でもOK」の求人の中には、ブラック企業・過酷な労働環境の会社もある。IT転職エージェント経由で求人を探すと、エージェントが事前にふるいにかけてくれるため安全だ。
よくある質問(FAQ)
まとめ:高卒20代こそ、今動けばエンジニアになれる
高卒はエンジニア転職の障壁にはならない。IT業界は実力主義で、ポートフォリオと資格が学歴を上回る世界だ。高卒20代には「若さ×社会人経験×IT学習意欲」という組み合わせがある。これは採用市場で十分に評価される。

