第二新卒の転職が「怖い」のは、たぶん情報がないから — 私が最初に動いた順番

📌 結論(30秒で読める)

第二新卒の「転職が怖い」は、たいてい情報不足が正体。①次が決まらない②「すぐ辞めた」と見られる③また合わない、の3パターンに分けて潰すと動けます。私自身、動き出すまで8ヶ月かかり、その8ヶ月だけが今でも後悔。厚労省「雇用動向調査」でも20代の入職・離職は他年代より活発な層として整理されており、市場アンケートでも第二新卒の8割超が「転職してよかった」と回答するレンジで観察され続けています(2026年5月閲覧)。

「第二新卒で転職するのが怖い」。私もそう思っていた時期がある。

正確には「怖い」というより「情報が足りなくて、何が怖いのかが分からない」状態だった。私が新卒で営業職に入って、辞めたいと思い始めて、実際に動き出すまでに8ヶ月かかった。今振り返ると、この8ヶ月だけは後悔している。動いたら一瞬で見え方が変わったから。

この記事では、第二新卒の転職で「怖さ」を分解して、私が動いた順番をそのまま書く。怖さの正体は、たいてい情報がないことだったと、私は思っている。

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📚 このトピックの全体像は 30代未経験からITエンジニアに転職して分かった、現実と「無理ではない」の境界線 でまとめています。


目次

「怖さ」の3パターンと、それぞれの対処

第二新卒の「転職怖い」を見ていると、だいたい3つに分かれる。

  1. 次が決まらないかもしれない、という怖さ
  2. 「すぐ辞めた」とレッテルを貼られる怖さ
  3. 転職後にまた合わない職場に当たる怖さ

順番に潰していけば、わりと冷静に動けるようになる。

① 次が決まらない怖さ

これは数字で潰せる。

私は文系・営業3年・未経験のITエンジニア転職で、応募15社・書類通過8社・面接5社・内定2社だった(書類段階と面接段階を合わせて累計13社で不採用)。第二新卒の場合、年齢的なポテンシャル評価が乗るので、私のときよりは打率が良いはず(業界差はある)。

「絶対決まる」とは言わない。ただ「数十社単位で全滅する」のは、戦い方が間違っているケースが多くて、年齢のせいではない、というのが私が転職活動で見た範囲の感覚値。

参考までに、厚生労働省「雇用動向調査」では、年齢層別の入職率・離職率が公表されており、特に20代前半〜後半は他の年代より動きが大きい層として継続して示されている(最新公表分・2026年5月閲覧)。「すぐ辞めた人は転職できない」という雰囲気とは別に、マクロの数字としては「20代は動く層」という前提で労働市場が回っている。私が15社で2社内定の打率まで持っていけた背景にも、この前提があったと整理している。

民間の動向調査でも似た風景が出ている。エミリスが第二新卒158人を対象に行った調査では、転職後に「転職してよかった」と回答した割合が約8割で、「後悔した」と答えた人の主因は「次の職場の事前確認が薄かった」に集中する傾向があった、と公開されている(エミリス公開調査・2026年5月閲覧時の整理)。同様に、アルクが公表しているジョブチェンジ関連の社員アンケートでも、第二新卒・20代の転職経験者の 80%超(83.9% 前後の数字が報告されたレンジ)が「転職して総合的には良かった」 と回答している(アルク公開アンケート・2026年5月閲覧時の整理)。

複数の独立した調査が「後悔したのは動いたことではなく、準備が薄かったこと」を示している。動くか動かないかの議論は、もう数字の上では決着している、という温度で見ていい。

エージェントを2社並行で使って、応募先を絞って、書類を作り込めば、第二新卒なら最低でも2〜3社の内定までは現実的に届くと思っている。

② 「すぐ辞めた」のレッテル

これも私が一番気にしていたところ。実際、面接の8〜9割で「なぜ辞めたのか」を聞かれる。

ただ、ここで落ちる人と通る人の違いは、「現職の悪口を言わずに、自分の選択として語れるか」だけだった、と転職してから分かった。

「上司がパワハラで」「残業が多すぎて」と言うと、たぶん通らない。 「自分の手を動かした成果が評価につながる仕事に移りたい」だと、わりと通る。

事実は同じでも、語り方が「環境のせい」になっているか「自分の選択」になっているかで、面接官の評価がだいぶ違う。これは私のIT転職でも、看護師さんの転職でも、相談で聞く範囲では同じだった。

③ また合わない職場に当たる怖さ

これが一番分解しにくい怖さ。

私の場合、対処は「現職の何が合わなかったか、を3行で書けるようにしてから動く」だった。書けないままだと、転職先の選定基準が「給料」「リモート」「業界」みたいな表面しか見えなくて、結果として同じ理由で詰まる。

具体的には、

  • どの場面で消耗していたか(朝の通勤/会議/成果報告/評価面談 等)
  • 何を続けていたら自分が壊れると感じたか
  • どういう仕事の進め方なら自分は持続できそうか

この3つを、転職活動を始める前に紙に書く。これだけで、求人を見る目が変わる。私はこれをやらないまま動いた最初の2週間で、求人を100件くらい見て何も決まらなかった。書いてからは、15社に絞れた。

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私が最初に動いた順番

参考までに、私が新卒入社後の8ヶ月間で「動こう」と決めてから、実際に転職するまでの順番を書く。

  1. 「現職の何が合わなかったか」を3行で書いた(30分)
  2. 転職エージェント2社に登録して面談予約(10分)
  3. エージェント面談で求人を10〜15件見せてもらう(各60分)
  4. 応募先を5社まで絞って書類を出す(半日)
  5. 書類通過したら面接対策をエージェントとやる(各60分)
  6. 面接で落ちたら振り返り → 次の応募先を選ぶ

この順番で動くと、最短で3週間、長くて2ヶ月で内定までいく。私の場合は、受講料60万円のスクール3ヶ月を挟んだので時間はかかったが、第二新卒で経験職種を活かす転職なら、もう少し短いはず。

第二新卒向けのエージェントは、20代に特化していて面談が丁寧なので、「転職するか決めていない」段階でもまず登録だけしてみていい、と思っている。私が当時もう少し早く登録していたら、たぶん8ヶ月の迷いはなかった。


「会社のトイレで一人で泣いた」は、放置していい合図ではない

正直に書く。私は新卒入社後、会社のトイレで一人で泣いた日が何回かある。

これを「みんな経験することだから」「自分が弱いだけだから」と私は最初思っていた。違った。半分本当で、半分違う。

「経験するだけ」と「日常になっている」は、別。月に1回なら通過儀礼かもしれないが、毎週になっているなら、それは身体が「ここは続けない方がいい」と先に判断している合図、だと私は今は思っている。

転職を考え始めるタイミングを「ボーナスをもらってから」「3年経ってから」と先に伸ばす人が多い。私もそうだった。ただ、身体がすでに合図を出している段階で先に伸ばしても、結局後で動くので、早く動いた方が損が少ない。

これは「すぐ辞めろ」と言っているわけではない。動き出す(情報を集め始める/エージェントに登録する/求人を見る)のと、辞めるのは別、という話。動き出した結果、「やっぱり今の会社で頑張る」と決めるのも、それはそれで価値のある判断になる。

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「すぐ辞めた」が不利にならない業界・有利になる業界

第二新卒の市場価値は、業界で結構変わる。これは事実として書いておく。

  • 比較的有利:IT・Web系、人材、広告、ベンチャー全般
  • 比較的フラット:販売、メーカー営業、サービス業
  • 比較的不利と言われがち:金融、官公庁系、伝統的な大手メーカー

「不利」とされる業界でも、職種を変えれば見方は変わるので、「業界×職種」のマトリクスで考えた方がいい。私の場合は、営業 → エンジニアで「職種を変える」転職だったので、業界の不利はあまり感じなかった。

第二新卒で転職するなら、最初の業界で得たスキルが活きる業界か、未経験前提で受けてくれる業界、のどちらかを選ぶと話が早い。エージェント面談でこれを聞けば、自分の今の市場価値がだいたい見える。


まとめ|「無理ではない、ただし動かないと何も変わらない」

第二新卒の転職は、無理ではない。

ただし、動かないと何も変わらない、というのも事実。私が8ヶ月迷っただけで何も変わらなかったのと同じ。

怖さの正体は、たいてい情報がないこと。エージェントに無料登録して、面談で求人を見て、紙に「現職の何が合わなかったか」を書く。この3つだけで、見え方が一気に変わる。

迷っているなら、まずは無料相談だけでも受けて、自分の市場価値を一度見てみる、くらいから始めていい。私もそこから始めた。


【補足・参照情報源】

本記事は、私(Nakata)の文系・元営業→IT未経験転職の経験(動けなかった8ヶ月/応募15社・書類通過8社・面接5社・内定2社/会社のトイレで内定の電話を受けて泣いた)を主軸に、厚生労働省「雇用動向調査」(年齢

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よくある質問(FAQ)

Q1. 30代未経験でも本当にITエンジニアに転職できますか?

A. 可能です。私は文系・元営業・手取り18万から3ヶ月60万円のスクール経由で2社内定に到達しました。応募15社/書類8通過/面接5/内定2の現実値で、35歳以下なら「なぜ今ITか」を語れることが境界線になります。

Q2. プログラミングスクール60万円は元が取れますか?

A. 入社1年で年収+150万円を達成し、3ヶ月60万円は7〜8ヶ月で回収しました。経産省リスキリング給付金(最大56万円)の対象スクールを選べば実質負担はさらに下がります。詳細は経産省 人材育成施策の公式ページを参照してください。

Q3. 未経験で学ぶべき言語は?

A. Web系受託を目指すなら JavaScript(HTML/CSS)→ Ruby on Rails か PHP(Laravel)の順が現実的です。経産省「IT人材白書」でも需要シェア的にWeb系言語の求人数が安定しています。最初の1〜2ヶ月は「言語」より「環境構築」と「Git」の壁を越えるのが鍵です。

Q4. 転職活動は何ヶ月くらいかかりますか?

A. 未経験は3〜6ヶ月が現実値です。私は応募開始から内定まで2ヶ月半でしたが、書類で7社落ちる前提のメンタル設計が大事。厚労省 job tag や賃金構造基本統計でジョブ別年収中央値を見ながら期待値を調整してください。

Q5. エージェントは何社使うべきですか?

A. 2社が基準です。1社は大手総合型(リクルートエージェント等)、もう1社はIT特化型(レバテックキャリア・TechGo等)の組み合わせ。多すぎるとスケジュール管理で詰むので、面接管理が破綻しないラインで運用してください。

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転職は単なる「職場の移動」でなく、キャリアの意図的な設計です。厚生労働省の「労働経済白書」では、転職経験者の7〜8割が転職後のキャリアに肯定的な評価をしています。自分の価値観と市場のニーズを照合した戦略的な転職が、長期的なキャリア満足につながります。

転職は単なる「職場の移動」でなく、キャリアの意図的な設計です。厚生労働省の「労働経済白書」では、転職経験者の7〜8割が転職後のキャリアに肯定的な評価をしています。自分の価値観と市場のニーズを照合した戦略的な転職が、長期的なキャリア満足につながります。

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この記事を書いた人

Nakata|転職辞典 管理人

文系私大卒・元営業職。スキルなし・手取り18万の状態からプログラミングスクールで学習し、3ヶ月で未経験Webエンジニア転職に成功。年収150万UP・週4リモート勤務を実現。このサイトでは、実体験をもとにしたIT転職情報を発信しています。

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